介護職のやりがいとは何か

介護職のやりがいとしてまず挙げられるのが、介護を必要とする高齢者を支えられるということです。
高齢になると食事や排泄と言った生きるのに欠かせない動きも難しくなります。
不自由な部分を支えることで高齢者は快適に暮らせるので、まさに人生を支える存在と言っても過言ではありません。
それだけに高齢者の異変を察知したり怪我をしないように配慮するなど様々な注意点がありますが、使命感を持って仕事をすれば充実した日々になります。

高齢者やその家族から日々感謝されるという事実も、やりがいを感じる瞬間です。
食事や入浴補助などの介助が終わった時は感謝の言葉が伝えられますが、毎日感謝されながら生きていると精神的に充実してきます。
週末や長期休暇などは高齢者の家族も施設に来て会話をしますが、ここでも感謝されます。
それだけ介護施設は高齢者にとっても、その家族にとっても欠かせない存在なのです。
少子高齢化の傾向も加速しているので、今後益々担う役割は大きくなります。

キャリアを積めば仕事の幅も増えるので、勤務経験が多くなるほどやりがいは強くなります。
高齢者のお世話だけでなく、最終的には介護施設全体をコントロールするようなポジションを目指すことも可能です。
介護施設だけでなく、訪問介護など施設外の介護も一つの手段です。
基本的には施設内も施設外も仕事の内容は大きく変わりませんが、意欲次第で活躍の幅を広げられます。